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~「京都のヒーロー:空也上人を追いかけて その① 空也上人像の巻」~ピロピの新人ドライバー奮闘記!SEE THE LIGHT!

2018.09.20

みなさん こんにちは。

日本中が天災に見舞われて
まだまだ落ち着かないですが、
秋に向けて
京都の情報を
提供していきたいと思います。

被害に遭われました方々へ
心よりお見舞い申し上げます。

 

空也上人

個人的に大変興味のある人です。

京都生まれではありませんが、
京都に多大な貢献、歴史に足跡を残した
不思議な人・・・。

六波羅密寺秘蔵の空也上人像は
歴史の教科書などで一度は目にしているはず。

しかし、
京都には他にも気になる
空也上人像が存在します。

今回は、
二回に分けて
僕が選ぶ京都のヒーローの一人、
空也上人と たまらなく美しい二体の空也上人像
そしてその寺院について
紹介したいと思います。

空也上人。
平安時代中期の僧です。

一般的に、
口称念仏(口で南無阿弥陀仏と念仏を唱え人々に幸せをもたらす)、
一般に浄土教の先駆者として
語られ天台宗空也派の祖と言われますが、

当の空也自身は複数宗派と関わりを持ち、
宗派の境界に捉われなかった
自由な僧であったようです。

彼が開祖で活動拠点であった六波羅蜜寺
真言宗智山派に属しています。

空也は自分で彫った十一面観音像(次回紹介します)
を祀る道場として
建立したのが西光寺(後の六波羅密寺)です。

当時荒れ果てていた京都市内を
空也は台車にその十一面観音像を乗せて
念仏を唱えながら
くまなく歩き、病気や貧困で苦しんでいた
人々を癒したといいます。

人々は尊敬をこめて空也を市聖(いちのひじり:市民のための聖者)
呼びました。

空也はまた、
踊念仏の開祖と仰がれますが、
事実を証明するものはなく、
実際は 町の辻(交差点)に集まってきた人々と
念仏を唱えると、人々が喜びに踊りながら念仏を唱えて
いたのが後世に伝わった、という説が有力だと思います。

空也に関する資料は少なく、
一説では皇室の出で、尾張国分寺で出家し
空也と名乗り、
その後京都で念仏を広めていったとされています。

その後70歳で六波羅蜜寺で亡くなるまで、
身分や思想に関係なく
多くの人を救った稀有な僧なので
僕自身が尊敬する歴史上人物の一人です。

 

 

六波羅密寺 空也上人像(重要文化財)

さて、仏像マニアとして
気になる像の一体目は 有名な六波羅密寺のもの。

京の市内を、わらじで鹿の角の杖を持ち
首から下げた鉦(かね)を鳴らしながら
念仏を唱えながら歩いた姿を現した像。

鹿の杖はもともと空也が貴船山にこもっていた時に
可愛がっていた鹿が殺されてしまい、
その鹿を空也が哀れんで
自分自身の杖に付けたものと伝えられています。

写真をよく見て下さい。

この空也上人像の口元から6体の仏像が飛び出しています。
これは空也上人が「南無阿弥陀仏」を唱えるとその一つ一つの言葉、
つまり南・無・阿・弥・陀・仏
阿弥陀仏になったという伝説を表したもの。

この口から飛び出している阿弥陀仏は本体とは
針金でつながっています。

 

 

天才仏師 運慶

この空也像。
仏像の体内には墨で書かれた文字で、
仏師・康勝が作者であると示されています。

この康勝という人物は鎌倉時代の
天才仏師・運慶の四男にあたると考えられています。

父親である運慶や兄の湛慶など

京都東寺の仁王像
奈良興福寺北円堂の仏像など偉大な仏像を制作していますが、

康勝にもその血は引き継がれていて
法隆寺金堂西の間 阿弥陀三尊像や、
東寺御影堂 弘法大師坐像(国宝)
残していて
その技術は素晴らしいものがあります。

空也上人像も鎌倉時代の仏像の特徴である、
筋肉や血管までリアルで生き生きとした
表現が見れる傑作だと思います。

 

 

 

清滝:月輪寺の空也像

六波羅密寺と比べて厳しさがにじみ出る像

六波羅密寺の空也像に感動した数年後、
この月輪寺(つきのわでら)を訪ねて衝撃が走りました!!!

比べてみて下さい!
表情の迫力に圧倒されませんか?

月輪寺には平安時代の貴重な仏像も多数
保管されていますが、

空也像(重要文化財)は鎌倉時代のも(作者不明)

布教の気迫をあらわしたものなのでしょうか?

頭は鋭く、目を見開いて。口を大きく開いて、
6躰の阿弥陀仏小像を口から出しているようにつくっているのは、
六波羅密寺と同じく
空也が唱える「南無阿弥陀仏」の一文字一文字を
仏の姿で表現したもの。

こちらは2本の針金によって
3躰ずつ左右に阿弥陀仏が飛び出しています。

頬はこけ、少し前屈みになりながら左足を半歩前に出し、
顔をやや右に向けています。
六波羅密寺と比べて、迫り来るような力が感じられる。

他にも全国に(現在分かっているもので8体)空也像が
残されていますが、

京都にあるこの二体、

厳しい修行で悟りを開いた姿(月輪寺蔵)
と、
自らの行動で庶民を念仏ですくった姿(六波羅密寺蔵)

を身近に感じることができ、
空也上人の清い人間性に触れることが
できて幸せな気持ちになります。

機会があれば
空也上人に会いにいってみてください。

次回は空也上人ゆかりの両寺に
ついて紹介したいと思います。

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