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「白峯神宮:崇徳院と源為朝伝説」④~ピロピの京都観光ブログ

2019.01.06

みなさん、白峯神宮についての第四弾。

最後は崇徳院伝説、為朝伝説

について紹介します。

 

「保元の乱」で讃岐に流された崇徳院(その後は讃岐院とも

よ呼ばれます)、伊豆諸島に流された為朝

 

流罪後の二人の伝説が鍵となります。

 

 

1.崇徳院の祟り伝説

崇徳院は四国讃岐に流されてから、

軟禁生活を強いられます。

 

そんな環境で院は仏教に傾倒し

写経に励み、戦死者の供養と極楽浄土をただただ

祈る毎日を過ごします。

 

その写本を京都の寺に収めてほしいと

朝廷に差し出したところ、

後白河天皇は「呪いがこめられているのでは?」

と送り返します。

 

伝説はここから始まります。

 

このことに激怒した崇徳院

下をかみ切った血で「このお経を魔界まで持っていく」

と書き込み、

その後爪や髪を伸ばし続けて夜叉のような姿でいた、

崩御後に棺から血が流れた、

との話が残っています。

讃岐に残る崇徳院

 

 

もちろん

この話は後から作られたものですが、

しばらくの間

崇徳院は罪人として扱われていて、

崩御した時も後白河院はその死を無視して

朝礼から崇徳院の葬礼を行うことはなかったのです。

 

怨霊となって甦る崇徳院

 

ところが

崩御してから20年以上経って、

後白河院方に近い人々が次々と亡くなり、

大火災や陰謀など災いが続き、

朝廷では「これは崇徳院の怨霊では?」

と「吉記」などの公文書に記され残るほど大真面目に

恐れられていて、

精神的に追い詰められた後白河院は

崇徳院の罪人としての扱いを解き、後に保元の乱古戦場に

崇徳院廟(後の粟田宮)が設置されます。

 

六波羅にある崇徳天皇廟(粟田宮)

 

ちなみに近くにある「悪縁を断ち、良縁を呼ぶ」安井金毘羅宮

にも崇徳院(と源頼政)が祀られています。

 

安井金毘羅宮

 

怨霊としての崇徳院伝説は

江戸時代になって上田秋成によって書かれた読み本

「雨月物語」曲亭馬琴作・葛飾北斎画の読み本

「椿説弓張月」で庶民の間に定着したと思われます。

 

その後明治天皇即位の礼の際、

勅使を讃岐に遣わして崇徳天皇の御霊を

京都に帰還させて白峯神宮を創建したという分けです。

 

2.源為朝伝説

 

 

さて、源為朝のその後について。

 

為朝が当時信じられないくらいの大男で、

弓の名手であったことは

間違いないようです。

 

父である為義が九州へ追放したのにも関わらず

九州諸国を攻め落とし

自ら「鎮西八郎」と名乗っていたこと、

 

保元の乱で伝えられる

為朝の活躍ぶりからみても、

 

武将として優れていただけでなくて

崇拝されるだけの人格・オウラがあったに違いない!

 

牛若丸は義朝の八男ですが、

元服の際に八郎為朝に遠慮して「九郎義経」と名乗った話は

有名ですね。

 

保元の乱で敗れて捕らえられた為朝

武勇を惜しまれて

肘を外されて弓が射れないようにしてから

伊豆大島に流されてしまします。

 

肘が治ると、

島の代官の婿となり、

鬼が島など伊豆七島を支配するなど大暴れ。

伊豆大島での為朝を描いた錦絵

 

伊豆諸島の工藤氏は

上洛して為朝の乱暴狼藉を訴えて

為朝追討の院宣が下ります。

 

現地の伊東、北条、宇佐美連合軍が約500騎、20艘で

攻め寄せてきたのを知った為朝は、

抵抗しても無駄と悟って、

島でできた子供を刺し殺して、

死ぬ前に一矢!と放ったところ舟に命中して

沈めてから自害しました。

 

為朝を恐れた追討軍はなかなか島に近寄れなかったと

伝えられています。

 

伊豆大島では

今でも為朝が親しまれていて

為朝の碑も残されていて、

本州の男が島の女性と結婚すると、

為朝にあやかって「ためともさん」と呼ぶそうです。

伊豆大島にある為朝館跡

 

為朝、伊豆大島上陸の碑

 

為朝神社

 

人々から愛された武将の伝説はつきもの。

 

「鎮西琉球記」「椿説弓張月」などの読み本では、

為朝は伊豆では死なずに琉球に渡って

初代琉球王になったという話がある。

 

驚くことに

このことは真偽は定かではないにもかかわらず、

琉球の正史となっています。

 

崇徳院が白峯神宮に祀られる際,

院に最後まで尽くした為義・為朝親子も伴緒社に祀られる

ことになったのです。

 

 

いかがですか?

そういう話も頭の片隅に入れて参拝すると楽しさが倍増します。

 

 

 

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