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☆みんなで京都を楽しもう Discipleの京都の歴史と地名ブログ☆【第1部 歴史編 1-3】

2019.02.23

第1章 <やましろのくにの誕生③> ~渡来系氏族が与えた影響~

京都 タクシー 観光タクシー UDタクシー 洛北 観光ブログ 観光ドライバー

 みなさま、こんにちは。

 梅の開花とともに寒さも少しずつ緩んできましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 京都市内においては、みなさまご存じの北野天満宮や京都御苑、梅宮大社など梅の名所も多数あります。静寂の穴場スポットもありますので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 みなさまとともに、春の訪れを楽しみに過ごしていきたいと思います。

 さて今回は、<やましろのくにの誕生③> ~やましろの開発(渡来系氏族が与えた影響)~ と題して紹介をしていきたいと思います。

~やましろの開発(渡来系氏族が与えた影響)~

 「やましろ」は、縄文、弥生、古墳時代にかけて大きく開発が進み発展したものとされています。平安京に遷都されてから開発されたものと思われがちですが、その以前から定着していた人々などにより開発が進んでいたとされています。

 当時、豊かになっていた「やましろのくに」を褒め称えて、応神天皇が詠んだとされている歌もあります。(当時の人々の間で歌われていたものとの説もあります。)

 「千葉の葛野(かづぬ) をみれば 百千足(ももちた)る 家庭(やにわ)も見ゆ 国の秀(ほ)も見ゆ」

 5世紀以降には、主に朝鮮半島を中心として国内からも多くの人々が移住してきたとされており、主な氏族として、出雲(いずも)氏、小野氏、賀茂氏、土師(はじ)氏、秦氏、八坂氏、百済王氏(くだらのこにきし)、高麗(狛)氏(こま)などが存在していました。(小野氏、土師氏、秦氏、八坂氏、百済王氏、高麗氏は、いずれも渡来系の氏族集団とされています。)

※平安京成立以前の古代氏族の分布図(イラスト素材:ピクスタ データを個人にて加工)

 特に渡来系氏族は、様々な先進的な技術を持っていたこともあり、すでに定着していた人々とともに「やましろ」の開発を進めていったものとされています。

 その中でも秦氏と賀茂氏は、平安京成立以前の京都盆地における2大氏族とされ、様々な影響力を与えたとされています。

 ・秦氏に関連する寺社

  松尾大社、伏見稲荷大社、木嶋神社(蚕の社)、広隆寺など

 ・賀茂氏に関連する寺社

  上賀茂神社(賀茂別雷神社)、下鴨神社(賀茂御祖神社)など

※秦氏ゆかりの神社とされる木嶋神社(蚕の社)

 正式名称は、「木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)」。

 境内には、珍しい三柱鳥居(みはしらとりい)があります。京都市内においても最古の神社 の一つとされています。

 

※木嶋神社(蚕の社)の三柱鳥居と元糺の池

 2大氏族のひとつとされていた秦氏は、桂川流域(西部の葛野)と鴨川流域(東部の深草)の開発に注力し、土木技術を活かして葛野(かどの)一帯を豊かな田園に変貌させるとともに、養蚕や機織においても新たな技術をもたらしたとされています。

 秦氏の伝承によれば、ヤマト政権に絹などの織物をうず高く盛り上がるほどに献上したことにより「兎豆麻佐(うずまさ)」の姓を与えられ、これに「太秦」の漢字表記を当てたとされています。(由来については諸説があるので、詳細は第2部にて紹介予定です。)

 また、この秦氏については10万人以上が渡来してきたとの記録もあり、その血族が今日の歴史に名を残していった存在であるといわれています。

 ・聖徳太子の側近であった、秦河勝(はたのかわかつ)

 ・宮中の雅楽を司った東儀家

 ・天璋院篤姫

 ・浄土宗の開祖である法然 など

 少々余談になりますが、秦氏のルーツなどについても様々な説があるので、興味のある方は一度調べてみてはいかがでしょうか。

※秦氏の氏寺とされる広隆寺。平安京遷都以前から存在した京都最古の寺院。

 渡来系の氏族集団は、京都盆地の開発に大きく貢献するとともに、ヤマト政権の役人として出仕しながら勢力を保持しつつ、拡大していくことになったとされています。

 既に定着していた人々と渡来系の人々により京都盆地が開発された結果、ヤマト政権の後背地としての地位を確立していくこととなるとともに「やましろのくに」が形成され、成熟していく中で新たな政治都市として遷都され、変貌していくこととなります。

 さて、第1章はこれで終了となりますが、平安京成立以前のことにも目を向けていくことで、これまでとは違う京都の楽しみ方を発見できるのではないでしょうか。

 次回からは、第2章<政治都市としての成立>と題して、「やましろのくに」に京(みやこ)が成立していくことになった経緯などについて、紹介していこうと思います。

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